スタートレックってどんな映画?
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映画スタートレックを見てきました。予告が流れていた時から、映像の迫力と説得力に圧倒されて、どうしても劇場で見たいと思っていました。で、大きな期待を抱きながら、劇場へ行ってきたわけなのですが、期待を裏切らないすばらしい作品でした。 今回のスタートレックは、もともとアメリカで作られていたテレビ・シリーズのスタートレックの映画版です。スタートレックの大きな魅力の1つは、さまざまなキャラクターが登場して、なおかつ、それぞれのキャラクターがうまく設定されていて、キャラクターが人間ドラマを動かす重要な要素になっているところです。 宇宙を舞台にしている物語なので、キャラクターの違いは白人、黒人、アジア系、ロシア系などの人類を中心にして、バルカン星人、ロミュラン人などの異星人もたくさん登場します。 映画にも登場するのですが、例えば、バルカン星人は知能が非常に高くて、論理的な思考力を持っている一方で、子供の頃から感情に左右されないように教育されていて、人間のように感情に振り回されたり爆発させたりすることがありません。 |
また、同じく映画に登場するロミュラン人は、バルカン星人と同一の種族であるにも関わらず、好戦的で、すぐに軍事力によって解決しようとするところがあり、違う種族の人の言うことをなかなか信じなくて、思いこみが強くて厄介なところがあります。 スタートレックでは、テレビ・シリーズから映画まで、キャラクターの違いによって描かれる人間ドラマが、物語の中心になっています。そして、その人間ドラマの面白さが、ここまで長期間にわたって人気を集めている秘密で、宇宙を舞台にしたSFであるにも関わらず、誰が見ても楽しめる大きな要素です。 今回の映画版スタートレックでも、主人公のカーク、バルカン星人のスポックは、ライバル関係にあります。カークとスポックは、それぞれに抱えている過去のドラマがあって、映画ではそこもちゃんと描かれています。また、バルカン星人のスポックと、ロミュラン人のネロは、同一の種族であるにも関わらず激しく対立する存在として描かれています。 今回の映画版スタートレックは、テレビ・シリーズの第1シリーズ 宇宙大作戦の登場人物たちが、どのように集まって物語がスタートしたのか、というストーリーになっています。 |
スタートレックを知ってる人も、知らない人も楽しめる!
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naotomoが何より感心したのが、制作者たちの挑戦であり、配慮です。人気のテレビ・シリーズを映画化する場合、テレビ・シリーズのファンを納得させる面白さが必要なのはもちろんなのですが、テレビ・シリーズを1度も見たことがない人でも楽しめる内容にする必要があります。 残念ながら、テレビ・シリーズを映画化する場合、多くの映画はテレビ・シリーズのファンを楽しませる内容で、精一杯になってしまいます。これには、いろいろな理由があるのですが、映画版のストーリーを作るのに、どうしてもテレビ・シリーズのストーリーに関連づけなければならないために、初めての人が、ストーリーや設定を理解しにくくなるからだと思われます。 スタートレックの制作者たちは、テレビ・シリーズのファンたちを楽しませるのは、もちろんのこと、テレビ・シリーズをまったく知らない人でも、充分にストーリーや設定に楽しめるものにしようと、アイディアをひねりました。 |
今回の中心となるストーリーは、テレビ・シリーズ第1作の主人公であるカーク船長が、問題ばかり起こしている若者から、いかにして宇宙船エンタープライズ号の船長として認められるか、という成長ストーリーです。 スタートレックは、現在アメリカだけでなく、世界中で大ヒットしているようです。テレビ・シリーズのファンからは、映画版としては最高の内容であると絶賛されていて、なおかつ、テレビ・シリーズを1度も見たことがない観客からも高く評価されています。 それぞれの登場人物が、どのような経緯でエンタープライズに乗り込むことになったのか、どんなキャラクターの持ち主なのか、どんな過去を持っているのか、物語を通してスムーズに描かれています。どんな観客にとっても、内容やキャラクターが理解しやすく、楽しめるようなストーリーというのは、簡単そうで簡単には作ることはできません。 |
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スタートレックは、迫力とリアリティにあふれたすごい映像!
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スタートレックの予告を見た時に衝撃だったのは、なんといっても圧倒的な映像でした。CGが日進月歩で進化しているので、すごい映像やリアリティがどんどんすごくなっているのは、当然のことです。ですが、スタートレックには技術の進歩だけでは説明できないような、臨場感があります。 特にそれを感じたのが、オープニングでの宇宙船の戦闘場面でした。まるで、観客である自分が、実際に宇宙船の戦闘に遭遇しているかのような、とんでもない臨場感と緊迫感で、あっという間に物語の世界に入りこんでしまいました。 あくまでnaotomoの考えですが、これは単純にCGが進歩しているから実現できた、というものではないような気がします。監督であるJ.J.エイブラムスの明確なプランや意図が、CGなどを担当するチームに的確に伝わっていて、それが反映されたからこそ、圧倒的な臨場感と緊迫感が実現できたと思わざるを得ません。 |
もう1つすばらしかったのが、音の演出です。普通のハリウッド映画では、迫力の効果音を作ったり、音楽を映像とうまくシンクロさせたり、観客が効果音を3次元的にに感じられるように配置したりのが、おもな音の演出です。 ところが、スタートレックでは、余分な効果音をなくして、例えば、登場人物の呼吸音だけで映像を見せたりすることで、音の効果を最大限に活かして、緊迫感を強めるような演出が行われていました。これも、J.J.エイブラムスのプランと演出だと思うのですが、映像だけでもすごいのに、そこに効果的な音の演出まで行われているわけですから、すごいとしか言いようがありません。 映画版スタートレック、とにかくすばらしいので、みなさん、ぜひ映画館で見てください。お金を払っても見る価値がありますし、すごい映像とかデザインとかに興味がある人も、驚くほど多くのことを学ぶことができる映画です。 |










